行事のご案内
2025年『大河ドラマのつどい』を開催いたしました。
2月15日(土)に2025年度『大河ドラマのつどい』を開催いたしました。
この集いは、「大河ドラマ」の主人公を題材に、物語の時代背景やあらすじ、人物像などを住職が説明したり、参加者の皆様方が物語に対する想いなどを語り会うというもので2008年から開催しております。
今年のタイトルは『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)』です。主人公は「蔦重三郎」(つたじゅうざぶろう)で、江戸時代中期(1770頃年~1795年頃の時代です。)のお話です。一般的にはあまり知られていないかもしれませんが、この時代に活躍した喜多川歌麿や東洲斎写楽など多くの浮世絵師、作家などの作品の版元(今でいう所の出版、編集の責任者。)としてプロデュースするなど、日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築いた人物です。
『大河ドラマのつどい』の様子
集いの前半は、住職による主人公の蔦重三郎(以降、蔦重と表記)の生涯やこの時代の政治、経済、文化などの説明が中心でしたが、徐々に蔦重がどうゆう人物だったかなどを知って頂けるようになり、そこからは、「蔦重さんは家庭をもたれていたのですか?」「当時の庶民の暮らしはどうだったのですか?」「東洲斎写楽の正体は?」など色々と話が弾むようになりました。また、参加者の方で、実際に蔦重の墓碑があるお寺(東京都)に行かれた方がおり、資料も用意して下さり、蔦重の業績や家族、特に母親について知る事ができました。
大河ドラマのお話を通じて、参加者の皆様が様々な事柄を和気あいあいと語り合える有意義な集いとなりました。この『大河ドラマのつどい』は、今後も開催していきます。その際は、ホームぺージに於いてご案内させて頂きますのでよろしくお願いいたします。
合掌
住職

