住職のつぶやき
2025年 大晦日 『除夜の鐘つき』
令和7年もいよいよ大晦日を迎えました。
今年も様々な出来事があり、うれしかった事。悲しかった事。多くの出会いや別れを経験させて頂きました。皆様も夫々に、様々な事を経験された事だと思います。
12月31日に行われる「除夜の鐘つき」は、大晦日の夜にお寺の鐘を108個ついて、108個の「煩悩(ぼんのう)」を消し、新年を迎える行事という認識を持っておられる方が多いのではないでしょうか。
この「除夜の鐘つき」は仏教行事でありますが、夫々の宗派によって頂き方、考え方が違っております。私共真宗高田派の教えからでは、私達が持つ執着心であり、身も心も煩らせ悩ませる心である「煩悩」は、人間が生まれながらに持っており、決して消えることのないものと考えられています。
ですから、真宗における「除夜の鐘つき」は、煩悩はそもそも消せるものではなく、消せないものだと確認し、自分自身が煩悩を抱えながら生きているのだと認識する意味合いがあると思います。
鐘の音を聞かせていただきながら一年を振り返り、煩悩を抱えてそれに生きてきた自分自身を省みて、阿弥陀様をはじめとする多くの方々に感謝の想いを深める機会がこの「除夜の鐘つき」という行事であります。
鐘楼の掃除の様子
私共、蓮光寺に於いては、23時45分より開始させて頂きます。
是非ともご参加くださり、鐘をついて頂ければと思います。
皆様 この一年、大変お世話になりました。ありがとうございました。
合掌
住職

