令和7年秋季永代経法会 一日目
勤行の様子
昨日10月8日に春の永代経法会の一日目を開催致しました。
今回の永代経は納骨檀等にご縁を頂いている皆様方のご縁者の方々の追弔法会との合同での開催とさせて頂きました。
最初に富田周辺地区の同じ高田派のご法中(僧侶の方々)にもご出勤頂き、『仏説阿弥陀経』をお勤め致しました。
その後、愛知県西尾市 浄願寺様 前住職・四日市市大井出 浄蓮寺様 副住職 結城道哉師にご法話を頂戴しました。
ご講師 結城道哉師
結城師は、昨年に続き『正信偈』(正信念仏偈)に込められた親鸞聖人が、私達に伝えようとして下さったことなどについてお話下さいました。
主に「如来所以興出世」(にょらいしょいこうしゅっせ)・「唯説弥陀本願海」(ゆいせつみだほんがんかい)・「五濁悪時群生海」(ごじょくあくじぐんじょうかい)・「応信如来如実言」(おうしんにょらいにょじつごん)の四句を中心に前後の句との繋がりや、一句、一句に込められた親鸞聖人のお心をとても分かりやすくお話下さりました。
また結城師は、ご法話の締めくくりとして、お参り下さった皆様に向けて、「お寺にこれからもお参りに来て頂きたい。お寺は恰好をつける場所ではありません。み教えに出逢う事により、自分の本当の心を浮き彫りにされ、尚且つ『南無阿弥陀仏』とお念仏となえさせて頂く場所なのですよ。そして、お念仏の中にいかされている事に気付かせて頂く場所なのですよ。そして、その事を皆様方の先達、先輩方が代々繋いでくださったのですよ」とお話くださりました。そのお言葉にご参詣くださった皆様がただただ頷かれて手をあわされている姿がとても心に残り、有意義な法会でありました。
本日 10月9日、明日 10日も永代経法会(納骨檀追弔法会と合同開催)を午後2時より開催致します。是非ともお参り下さい。
合掌
住職

