行事のご案内

『秋季永代経法会』三日目

写真:ご法話の様子

写真:ご講師 小野線隆師

10月10日に秋の永代経法会(納骨檀追弔法会と合同開催)の三日目を開催いたしました。前日9日の二日目に続いて晴天のもと行う事ができました。

最初に住職が『仏説阿弥陀経』『重誓偈』をお勤めいたしました。その後、二日目に引き続いて教蓮寺様 住職の小野線隆師にご法話を頂戴しました。

この日の*ご讃題は、『正信偈』(正信念仏偈)の中の『天親菩薩造論説』(てんじんぼさつぞうろんせつ)『帰命無碍光如来』(きみょうむげこうにょらい)『依修多羅顕真実』(えしゅたらけんしんじつ)の三句で、浄土七高僧のお一人、天親菩薩について、その生き方や主著である『浄土論』であかされた阿弥陀如来様の私達にかけてくださった願いについて「一心」というお言葉に重点を置いてお話しくださいました。

柔らかいお話し方の中にも力強さがあり、とても安心してお話を聞かせていただく事ができました。

*讃題(さんだい)・・・お話しの中心。法話の中心は仏徳讃嘆にあり、その讃歎する内容の主題にあたる部分。

今回の三日間の永代経法会のご法話は、『正信偈』を題材にしたお話が中心でしたが、阿弥陀如来様の願いやお釈迦様のみ教えが多くのご先輩方のご尽力よって、長い年月をかけて今のこの私達に届けて下さっているのだという事をひしひしと味合う事ができました。

次回のご法要は、12月10日の『報恩講』です。是非とも御聴聞下さい。

合掌

住職