行事のご案内
令和7年『春季永代経法会』一日目
ご講師 高山信雄師
4月26日に春の永代経法会の一日目を開催致しました。
最初に富田周辺の高田派の御寺院様にもご出勤頂き、お勤めを行いました。
その後に、名古屋市 久遠寺様の高山信雄師にご法話を頂戴しました。
高山師は、仏法に出逢うという事、阿弥陀如来様をはじめとする仏様のお救いのお心に気付いていく生き方をしていくという事などについてお話下さりました。
不安や悩みに苛まれて生きている私達の生きざまを善導大師の『二河白道』の譬えや「行け」と「来い」を「池」と「鯉」に例えたお話をして下さり、「今、私達が生きているこの世の中」という苦しみの道を迷わずに「進みなさい」「来なさい」と救いの手を差し伸べて下さる阿弥陀様のお心やお釈迦様の教えについて気付いていく事が大事であるという事を学ばせて頂きました。
「お念仏する事、お念仏を申し上げながら色々な事に耳を傾けていく事がいかに大切か」「今を生きるこの時しか仏法に出逢わせて頂く機会はないのだ」という高山師のお言葉に、普段の仏法を聞く機会を当たり前とは思わず、今この時しかない機会だと大切に聞いていかなければならいと気づかせて頂きました。
合掌
住職
