行事のご案内
令和7年『春季永代経法会』二日目
ご講師 山田光照師
昨日4月27日に春の永代経法会の二日目を開催致しました。
最初に住職によるお勤めをおこないました。その後、愛知県海部郡 正覚寺様の山田光照師にご法話を頂戴しました。
お話の前半は、人間が持っている心の「闇」。その「闇」を破って下さる阿弥陀如来様の光である『無碍の光明』(むげのこうみょう)についてお話くださりました。
住職による中経(なかぎょう)のお勤めの後の後半は、お釈迦様が説いて下さった苦しみをなくして安楽に生きる方法について。「人生には苦しみがある」と説かれた「四苦八苦」や欲にとらわれず清らかに生きるという「八正道」の教え、そして仏教とは「中道」の教えであるという事についてお話し下さりました。
本日のお話では、阿弥陀如来様が私達を救いたいと願って下さるお心は、私たち人間にはとてもはかりしる事のできない大きなものであるという事を改めて教えて頂きました。
阿弥陀如来様のお救いのお心に気付く事や、「苦しみ」というものは避けられないものである中でどのように生きてくかを説いて下さるお釈迦様のみ教えをそのまま受けとめていくという事は、私達が持っている「執着」の心が邪魔をして難しい事ではあります。
しかし、そのような阿弥陀如来様のお心やお釈迦様のみ教えに触れさせて頂く事により、自分にはとうていできない事ではあるけれどもそのようなお心をもてるよう心掛けて日々過ごしていく事が大切な事であるとこの日のご法話に於いて頂戴致しました。
本日、4月28日(月)も永代経法会をお勤め致します。是非ともお参り、ご聴聞下さい。
合掌
住職
